世界が大好きな人のブログ

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なぜ日本ではCAが人気の職業なのか

ずっと疑問に思っていたことがある。なぜ日本ではCAという仕事が人気なのか。また、CAという仕事に、ある一定の学力と学歴が求められているのか。

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万が一の事故の際に、乗員乗客の命を守使命があり、この点に関しては高度な判断力が必要とされるのかもしれない。

 

ですが、基本的な仕事は、ご飯を配ること、乗客の身の回りのお手伝いをすること。普通のウエイター(よく言えば、ホステス)と変わらない。場所がレストランではなく、「空の上」であるという違いしかないと思う。

 

なぜ、ウエイターの仕事はそれほど人気がなく、また就活市場でもそれほど競争が激しい業種ではないのにもかかわらず、CAは未だに就活市場でこれほどの人気を誇っているのだろうか。途上国と先進国という切り口からみていきたい。

 

CAが人気な理由は、①制服を着て周りが憧れを持つ職業である、②海外にいくことができる、③飛行機という非日常の空間で働くことができる。このようなことだと思う。

 

しかし、社会が発展し、グローバル化が進んだ世の中(少なくとも先進国の中)では、飛行機に乗ることは誰にでもできることであり、飛行機に乗ることも多くの人にとっては昔ほど非日常な行動ではなくなった。

 

お金がなかった昔の日本(現在の途上国)では、非日常を味わえる仕事であり、周りが憧れを持ち、CAが人気な職業となることは必然であった。

現在のベトナムやタイなどでは、CAは人気な職業であり、反対に、経済発展が進んだアメリカを中心とした、多くの先進国では、CAは人気の職業ではなくなっており、日本ほどは人気がない。なのになぜ日本ではある程度の人気を保ち続けるのだろうか。(以前ほどの人気はなくなっているのかもしれないが。)

 

・日本のグローバル化、経済発展の波に、女性がおいていかれているから?

・他の国ほど日本のグローバル化(特に人々の心理面でのグローバル化)が進んでいない?

 

あまり考えはまとまっていないけれども、日本でのCAの人気という1つの切り口をとってみても、考えれることは多いと思います。